都市部のような利便性の高さと豊かな自然を併せ持つことが魅力の八王子。東京に家を建てる際に八王子の土地を検討される人は多いかと思います。そこで本記事では、八王子市に住むためのポイントを詳しく紹介します。八王子に注文住宅を建てる際のポイントと家づくりの際に注意すべき点についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。
八王子に住むためにポイント
まずは八王子に住むためのポイントを紹介します。これまで八王子に住んだ経験がないけれど、住宅を八王子に建てようと考えている方はぜひ参考にしてください。
駅周辺には様々な施設が揃っている
八王子駅は横浜線と中央線、中央本線、八高線の4路線が通っている多摩地域で屈指のターミナル駅です。駅利用者が多いことから駅前には様々な施設が揃っており、とても便利です。買い物は駅前周辺で行うことを想定するのであれば、生活を送る上で不便を感じることはないでしょう。
なお、駅周辺には飲食店やスーパーを始めとした様々なお店が揃っていますが、駅から離れた場所は住宅が多く、一口に八王子に住むといっても八王子市内のどこら辺に住むのかによって生活の送りやすさは大きく変わります。
駅から離れた場所にももちろん魅力はありますが、八王子駅前のように商業施設が揃っていると考えている場合は注意が必要です。
駅から離れた場所は自然が豊富
八王子は駅前が都市部のように商業施設で溢れていますが、駅から距離のあるエリアでは自然が豊富に残っています。
子どもを伸び伸びと遊ばせられる自然豊かな公園が複数あるため、利便性から東京に家を買うことにこだわりたいけれど子どもは自然に触れさせたいと考えている人に最適です。
駅から離れたエリアは土地の価格も比較的安いため、駅前にこだわりがない場合は検討してみると良いでしょう。
坂が多い
あまり知られていませんが、八王子は周辺地域と比べてかなり坂が多い傾向があります。なかには勾配が大きく自転車に乗ったままではいられない坂もあるため、普段自転車を移動手段としている場合には注意が必要です。
土地を購入する前には、レンタルサイクルなどを活用して生活圏の利便性を確認しておくと良いでしょう。もちろん東京都のため住宅エリアにも10分に1本ほどの頻度でバスが通っており、公共交通機関を利用すれば不便を感じることはありません。
八王子の治安
八王子に対して治安が悪いイメージを持っている方もいるかと思います。八王子は昔、周辺地域と比べて不良が多い時期があり、その時の影響から一部の人には今でも治安が悪いという偏ったイメージを持たれています。
しかし治安が悪かったのは一昔前の話であり、現在では治安は良くなっていて、犯罪発生率を見ても周辺地域と差はありません。そのため、特別治安の悪さを不安視する必要はありません。
八王子で注文住宅を建てる際のポイント
次に八王子で注文住宅を建てる際のポイントを紹介します。八王子で注文住宅を建てる際はぜひ参考にしてください。
災害時に危険性はないか
注文住宅を建てる際は、絶対に災害時に危険性がない土地なのかハザードマップで確認するようにしましょう。ハザードマップとは、大雨や地震が起こった際に土砂災害の被害、浸水の被害が発生する可能性が高い地域を示したマップです。
災害発生時にも安全な土地なのか、被害が発生する場合はどの程度の規模が想定されているのかといった情報をまとめて確認できるため、土地を購入する際は必ず一目は確認するようにしましょう。
通勤・通学時に不便ではないか
注文住宅を建てる際は、通勤・通学時に不便ではないかも忘れずにチェックしましょう。現状通勤や通学の予定がなかったとしても、住宅購入後にどうなるかはわかりません。
特に子育ての予定がある場合は必ず通学が発生するため、子どもがどの学校に入学することになるのかについても合わせて確認しておくことをおすすめします。
買い物施設が豊富か
土地選びの際は、周辺地域をしっかりと確認することをおすすめします。なぜなら、自分たちの理想の土地であったとしても、周辺環境が悪い場合は生活を送る上でストレスを感じる可能性が高いからです。
特に買い物施設は日常的に通うことになるため、どこにあるのか、どのくらい距離が離れているのか必ずチェックしましょう。
建築制限に気をつけた家づくりのポイント
最後に家づくりの際に気を付けるべきポイント建築制限について紹介します。建築制限とは、簡単に表すと建築物を立てる際に守らなければいけない法律で定められたルールのことです。建ぺい率や用途地域などさまざまなルールが存在し、注文住宅を建てる場合には必ず全てのルールを守る必要があります。
建ぺい率
健ぺい率とは、土地の面積からみた建物の面積の割合のことで、注文住宅を建てる際は地域ごとに決められた建ぺい率に従う必要があります。
わかりやすく表現するなら、仮に10平方メートルの土地を購入しても、きっちり10平方メートルサイズの住居を建てることはできず、建ぺい率で決められたサイズに住居の面積を収める必要があるということです。
用途地域
用途地域とは、名前の通り土地の使い道を定めるルールのことです。土地は全て用途地域が決められており、用途地域の種類ごとに建てられる建物が変わります。
まとめ
本記事では、八王子市で土地探しをする際に押さえておきたいポイントを紹介しました。八王子は駅前が都市部のように商業施設で溢れているものの、駅から距離のあるエリアには自然が豊富に残っています。生活を送る上で不便を感じる可能性は少なく、都心へのアクセスにも優れているため都内で働いており費用を抑えて家を建てられる場所を探している方や子どもを自然豊かな地域で育てたいと考えている人に最適です。マイホームの土地探しの際は、ぜひ本記事を参考にしてください。